Office NESHA presents movie guide
Jan./Mar. 2003

目次
(この色の作品は★★★★以上獲得作品です)
レイティングは★★★★★が最高点。
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
ピノッキオ
過去のない男
007/ダイ・アナザー・デイ
ホワイト・オランダー
戦場のピアニスト
ノー・グッド・シングス
青の稲妻
ウェルカム・ヘヴン!
オールド・ルーキー



キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002,アメリカ)
★★★1/2

  オープニング・タイトルのシャレたアニメと、小粋なジャズの音楽に一気に引き込まれる。そこからエンド・タイトルまで、仕事で見ていることを忘れて、体の芯から楽しんだ。こんな幸福な体験は年に一度あるかないかである。
  とにかく粋なのだ。オシャレなのだ。しかも的気取りがない。ひたすら直球勝負で、だれもが持っている娯楽魂をびんびん刺激してくれる。
  主人公は少年詐欺師。16才から2年間で、億単位の小切手詐欺で大儲け、パイロットとして世界の空を飛び回り、果ては弁護士にまでなった、とんでもないガキの痛快大ボラ人生。これが実話とは、事実は小説より奇なりである。
  この詐欺師をレオナルド・ディカプリオが、嬉々として演じている。『タイタニック』以降の汚名を一気に返上。自分の才能に酔いながら、どこかしらボクちゃんな甘えのあるキャラは、悔しいけれど独壇場だ。
  彼を追うFBI捜査官がトム・ハンクス。「ルパン三世」の銭形以上にダサくて、冗談ひとつ言えない堅物がこれまたはまり役。ふたりの追い駆けっこを見ているだけでもワクワクする。   この競演の妙味は、二人がそれぞれ、男の潜在的欲望を満たしてくれていること。「派手なことやって大金持ちになりたい」「地道に働いて評価を上げたい」という、相反する願いが、同時に現実にするのが快楽をもたらす。この二人に微妙な友情が芽生えてゆく過程を伏線に、ラストでバシッとキメる脚本と演出が、ニクイくらいうまい。
  もちろんレオが見せるダマシと逃亡のテクニックも鮮やか。仕掛ける詐欺は、拍子抜けするほどチャチ。なのに窮地に追い込まれても動じず、ゲーム感覚で厚顔無知な嘘をつき通す。「できるもんなら捕まえてみろ!」とばかりに、身を交わしてゆく姿にスカッとする。本物の詐欺師も、こんな感じなのだろうと、妙に納得までしてしまう。
  C・ウォーケンはじめ、曲者揃いの脇役も最高。スタッフ・キャスト全員が、自分たちも楽しみながら、観客へのサービス精神旺盛に遊びまくる至福の一時。スピルバーグ監督、実力発揮。これぞ娯楽映画の神髄だ。さあ、映画館へ走れ!オレも今度は仕事抜きで見に行くぞ!!


(3月21日より東京・日劇他全国東宝洋画系にてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.13 3月25日号]


ピノッキオ(2002,イタリア)
★1/2

   ピノキオというと、ディズニーアニメのイメージが強いけれど、原作は19世紀イタリアの児童小説。今回の『ピノッキオ』は、『ライフ・イズ・ビューティフル』ロベルト・ベニーニ主演・監督。本場物テイスト満載の劇映画化だ。名優たちが着ぐるみなしで、ミュージカル・ナンバーに頼らず、人形や動物を演じる。小学校のときに見た移動演劇教室のような肌触りが懐かしい。なかでも”おもちゃの国”のセットと美術は、世界に冠たる大スタジオ、ローマのチネチッタの底力で、イタリア映画の黄金期を彷彿とさせる。ラスト、ピノッキオが人間になった後に待っている仕掛けには、胸がジンと来そう。かつて子供だった、大人たちへの贈り物だ。

(3月21日より丸の内プラゼール他全国松竹系にてロードショー)
[角川書店『東京ウォーカー』 2003年3月25日号]


過去のない男(2002,フィンランド)
★★★1/2

 「自分探し」という言葉は根強く人気がある。平凡な生活がイヤで、自分の性格が好きになれなくて、「ぼくって本当は誰なの?」と、旅を続けたり、ネット世界に浸かっている人は結構多い。
  だが、ゲームのメイン・キャラならともかく、オレたちが王室の後継者なはずがない。“自分”とは、毎日の生活の中で、独力で作っていくもので、探すものではないんじゃないか?
  この映画は、記憶喪失の男を主人公に、実戦的「自分作り」の方法を描いた、しみじみハウ・トゥものである。
  フィンランドの首都ヘルシンキに流れついた男は、暴漢に襲われ記憶も金もなくしてしまう。今日寝る場所にも困る男は、「自分探し」なんて悠長なことを言っている暇はない。ねぐらを確保し、メシに有り付き、仕事を見付けなければならない。
  世は不況の真っ只中。まわりの人間だって「記憶を取り戻せ」とお節介など焼かない。「大変だろうけど、まあ頑張れや」と、それなりの手伝いはしてくれる。しかし根本は「最後は自分の責任でやれ」なのだ。
  自分で努力することを知ると、努力だけでは変わらない現実に打ち当たる。だから他人の心の痛みも分かるようになる。こうして男は仲間を作り、新しい恋人に巡り合い、幸せを作り出してゆく。
  ヘルシンキの片隅に、苦労しながら、明るく充実した毎日を生きる自分こそ、間違いなく、かけがえのない自分なのだ。そこに人生の真の価値が生まれる。
  監督は幸せ系カルト・ムービー『浮き雲』のアキ・カウリスマキ。登場人物が全員ポーカー・フェイスで、すっとぼけた台詞や行動を次々と引き起こす。真面目だけが取り柄の社会派監督なら、無意味に深刻にしてしまうドラマが、飄々とオカシイコメディに仕上がっている。見ていてつい、くすくす笑いが出てしまうこと必定。その上ラストにはハートがジーンと熱くなる、不思議ワールドなのだ。
  そしてつら〜い現実を包み込むように輝く、青空と陽の光がまぶしく、カラッと風通しの良い映画になっている。派手なアクションも事件もないが、「自分作り」の勇気を与えてくれる、貴重な一本だ。


(3月15日より恵比寿ガーデンシネマにてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.11 3月11日号]


007/ダイ・アナザー・デイ(2002,米―英)
★★★

  当節の映画では、生身のヒーローは影が薄い。シュワルツネッガー式格闘技マッチョ系、『マトリックス』式ヴァーチャル系、最近だと『ボーン・アイデンティティ』の自分探し軟弱系などが主流。現実にいそうだけどいない、タフでスケベでエレガントなアクション・ヒーローが不足している。
  この007の新作は、そんな乾きを癒してくれる。映画の冒頭、ボンドが北朝鮮で逮捕、投獄されてまず唖然。英国諜報部員の職を解かれ、名誉挽回のために南米から北はアイスランドまで、黒幕の陰謀を潰すべく、単身で奔走する。
  生身の男を大スケールで活躍させるべく、スクリーンはCGを駆使した爆発を満載。オモチャ感覚のボンド・グッズも惜しみなく投入。ボンドが負け試合を勝ちに引っ繰り返していくドラマを、存分に楽しませてくれる。
  最大の見せ場はクライマックス、敵方の氷の城で繰り広げられるカーチェイス。アナログなゲーム感覚と最新映像の快楽が同時に満たされる、たまらないご馳走だ。
  ボンド役のピアース・ブロスナンは、日本では隠れた男性ファンが多いスター。エレガントかつハングリーな、戦う男は彼の十八番。女性から「ホスト顔」と揶揄される、スケベな笑顔を浮かべながら敵を討つ。「こいつ、ハリー・ポッターより強いんじゃないか?」と思わせるほど、現実離れしたリアリティがある。これこそ「映画らしいウソ」の醍醐味なのだ。
  男にばかりいいカッコさせてたまるかと、今作ではボンド・ガールが、添え物以上の大活躍。いま一番ノッている有色人種女優ハル・ベリーが、ピアースを食いそうな勢いで、体当たりアクションを見せる。そこには「女が強くなれりゃ、男の美学だって許してあげるわよ」という、新世代の女の余裕すら漂わせる。
  シリーズのファンには黒幕の正体など、設定の細部に文句も出そう。でも堅苦しい理屈やこだわりを捨て、新世紀に生身のヒーローを蘇生させた功績は、そんな不満を補って余りある。ファンタジー嫌いのアクション好きには、たまらない一本だ。

(3月8日より渋谷パンテオン他全国東急系にてロードショー)
[角川書店『東京ウォーカー』 2003年3月11日号]


ホワイト・オランダー(2002,アメリカ)
★★

  陰惨になりそうなトラウマ系母娘ものが、スター女優たちの魅力で、娯楽映画に仕上がっている。こんなところにハリウッド真の底力が表れる。ミシェル・ファイファーが演じるのは愛人を殺し刑務所に入り、服役しながら娘を支配しようとする、レクター系の母親。上品で美しく、他人を見下す眼差しを投げつつ、娘を追い詰めてゆく姿には、スターの余裕すらかいま見える。娘役の新星アリソン・ローマンも負けじと、コスプレばりにメイク、髪型、ファッションを替え、母の影に怯える、思春期の少女の微妙を体当たりで表現。今後化けるかもしれない素材だ。レニーら他の有名女優陣もハマリ役。『8人の女たち』とは別趣向の、もうひとつの女優競演だ。


(2月15日より日比谷みゆき座他全国東宝洋画系にてロードショー)
[角川書店『東京ウォーカー』 2003年2月18日号]


戦場のピアニスト(2002,仏-独-英-ポーニンド)
★★★★

  主人公シュピルマンはポーランドに暮らすドイツ系ユダヤ人ピアニスト。家族もろともナチの強制収容所に入れられる寸前、有名人だったおかげで、手引きを受け脱走に成功。レジスタンスの運動家を頼って、ポーランドの首都ワルシャワの隠れ家を 転々とする。
  終戦間際に街は廃墟と化し、独りさまよう彼の前に現れるドイツ兵も、その音楽の才能に感激し、援助物資を秘密で届け続け、終戦後までサバイバルすることに成功する。
  その一方、映画では描かれないが、家族は収容所でガス室に送られ、逃亡を助けてくれた闘士たちも、次々とドイツ軍に処刑されていったことだろう。つまり彼が生き延びれば生き延びるほど、関わった周囲の人々は死んでいったはずなのだ。
  シュピルマンは、自分自身迫害を受ける身でありながら、愛する人々の死を止められなかったことに、罪の意識を 抱え込むことになる。生き残ったために味わう、心の修羅が重くのしかかってくる作品なのだ。
  同じくホロコーストを生き抜き、戦後パリで先鋭的な作品を発表しながら、セーヌ川に投身自殺した、パウル・ツェラーンという詩人がいる。ツェラーンの難解で苦渋に満ちた表現も、背景にこの映画のような体験があったのかと想像すると、本質を理解する助けとなるだろう。ツェラーンの代表作『死のフーガ』と併せて、触れておきたい作品だ。

(2月15日より東京・有楽町 日劇1他全国東宝洋画系にてロードショー)
[メディアファクトリー『ダ・ヴィンチ』2003年3月号より。一部訂正]
ノー・グッド・シングス(2001,カナダ=独=英=仏)
★★1/2

  90年代に『パルプ・フィクション』で脚光を浴び、着実にスターダムに登っていったサミュエル・L・ジャクソン。だが最近の出演作はどうも安っぽい。一頃のトミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンのように、B級アクション映画に大作感を出すために、看板を貸しているだけ、という作品が多い。
  サミュエル・Lの魅力は、逆に設定で発揮される。いかにもB級な設定のキャラに、不思議な存在感を与え、情けなさとは無縁の、男の美学が出たとき、うならされる俳優なのだ。
  今回の彼が演じるのは窃盗科の刑事ジャック。チェロを弾くのが趣味で、糖尿病が持病と、凝りすぎの設定だが、サミュエル・Lは犯罪映画にふさわしいチープ感と気怠さを漂わせ、妙に納得してしまう。
  ジャックは知人に人探しを頼まれ、銀行強盗のアジトに、それと知らずに聞き込みをしてしまう。一味は1千万ドルの銀行強盗を決行する直前。逮捕されると焦り、彼を椅子にぐるぐる巻きにして拉致る。だが、金を独り占めしようと、仲間割れと裏切りを繰り返す一味に、ジャックは囚われの身のまま、次々と罠を仕掛けてゆく。
  ギャング一味の配役も曲者揃い。冷酷無比なリーダーに『RONIN』のステラン・スカルスゲールド。偽トム・ハンクスっぽい出で立ちで、イカサマ師の匂いふんぷん。その情婦にミラ・ジョヴォヴィッチ。サミュエル・L並に”作品選んでないなあ”の彼女だが、モデル気取りの尻軽女がドンピシャである。他にもハッカー男、運搬担当の老夫婦と、クセはないが味があるバイ・プレイヤーたちも含め、知的ゲームを余裕で演じている。
  原作はハメットの、翻訳で10ページほどしかない超短編小説「ターク通りの犯罪」。舞台を現代に移しつつ、手堅いクライム・ゲームに話を膨らませ、演出と美術もサミュエル・Lら俳優陣に負けじと、スタイリッシュなチープさを表現。1時間37分という上映時間に、メリハリを利かせた全編のテンポも心地よい。
  小粒だが腰がある、ウマイそばかうどんのように、後味爽やかな一編。大作ブームに膨満気味の映画ファンにお薦めである。


(3月8日よりニュー東宝シネマ他全国東宝洋画系にてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.9 2月25日号]


青の稲妻(2002,中=日=韓=仏)
★★★

  大陸中国の地方都市に、日本のフリーターそっくりの男たちがいるとは知らなかった。その生き様を描いて、タフなストリート・ムービーができるとは、二重の驚きである。
  監督は撮影当時31才の、中国映画界の異才、ジャ・ジャンクー。全編をデジタル・カメラで撮影し機動力をフルに活用。10代後半の生にぐいぐい肉薄する。そのリアルさに中国当局が戸惑いを見せ、いまだに公開許可が下りないと言う。
  ただ過激な暴力や性描写があるわけではない。ケチな金だけ稼いで、道ばたでたむろしてる、その日暮らしに近い19才の男たちのダラシナイ姿が、重心の低い演出で描かれてゆく。
  男たちはものの見事に「面白くねえなあ」という顔をしている。自分で何がしたいのかも分からない。だからと言って、人にエラソウに説教されたくない。ただ銃を持ってるヤクザものと、大金持ちにはかなわない。女とのキスやSEXしても興奮できない。
  そんな弾けられない男たちの、カッコ悪い生き様を追い続ける。ヤル気が出ないとき、自己嫌悪に陥ったときの、わだかまった鬱の皮膚感覚が、全編を貫いている。
  受験を控えた高校生、ケチくさいドサまわりのキャンギャルなど、彼らを取り巻く女どもも、どうってことないけど、気になるタイプばかり。そんな女が愛おしい表情や、涙を見せると、惚れた女の素顔に触れるたときのような、甘酸っぱさが心に生まれてくる。
 「クーリンチェ少年殺人事件」の壮絶さや、「トレインスポッティング」のファッションはない。代わりに登場人物たちの途方に暮れ方が、汗のようなリアリティを感じさせる。そこから今という時代の息遣いが、痛いくらいにヴィヴィッドに伝わってくる。それが体に響いてくるパワーで迫ってくる。
  スタイリッシュを切り捨てた先に、独自のファッションを獲得した強靱な一撃。カルト・ムービー化しそうな異色作だ。隣の中国から、こんな青春映画が出てくるとは、嬉しい反面、相当悔しい。日本の監督は何を甘ったれてるんだ!


(2月1日より東京渋谷・ユーロスペースにてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.7 2月11日号]


ウェルカム・ヘヴン!(2002,スペイン-仏)
★★1/2

 「LUX」のテレビCMで、日本のお茶の間にもその美しさが浸透したペネロペ・クルス。このところハリウッドでの活動が続いていたが、久々に母国スペインに戻り、『ウェルカム! ヘヴン』に主演。本領を発揮している。
  悪人の増加で、天国は倒産寸前の危機。状況を打開すべく、使者ロラが迷えるボクサー、マニの魂を救うため地上に派遣されるが、地獄の使者、カルメンに邪魔され…ラストの銃撃戦まで、異色のテイスト連続。
  彼女の役は地獄からの使者カルメン。一人のボクサーの魂をめぐり、天国の使者ロラ(ヴィクトリア・アヴリル)と争奪戦を繰り広げる、ファッショナブルなコメディだ。
 タンク・トップに革のパンツ、黒のサングラスという出で立ちで「カンフー・ファイティング」を踊り、男を魅惑するエロティシズムを発ちながら、キャリア・ウーマンの知性も覗かせる。華奢な体躯と大きな瞳が印象的な彼女が、トリック・スターとして「毒」の香をまき散らす。
 これが数年前『オール・アバウト・マイ・マザー』で尼僧を演じ、少女の聖性の代名詞のような可憐な美しさを見せていた、ペネロペ・クルスと同一人物なのだ。彼女の魅力はそんな白と黒、汚れのなさと悪の匂いを両方表現できてしまうところにある。


(1月25日より東京・シネセゾン渋谷にてロードショー)
[メディアファクトリー『ダ・ヴィンチ』2003年2月号より]


オールド・ルーキー(2002,アメリカ)
★1/2

  元プロ野球のマイナー・リーガー、今はハイ・スクールの教師ジム・モリス。息子や生徒を「夢を持て!」と激励し、自らも35才で奮起、メジャー・リーグに再挑戦する、リベンジ系サクセス・ストーリー。このウマすぎる話が実話だというのだからグウの音も出ない。
  実際、去年引退した田畑一也投手、元関取智の花など、この手のエピソードはスポーツ界に結構あるのだ。彼を激励するローリーとの夫婦愛の物語は、これまた昨年引退した侍バッター、石井浩朗と岡村孝子の「夢を諦めないで」カップルを思い出させる。彼のメジャー・デビュー戦が、負け試合の中継ぎというのもリアルで泣かせる。プロ・スポーツのファンなら、ジンと来るお話である。

(1月18日より丸の内ピカデリー2全国松竹洋画系にてロードショー)
[角川書店『東京ウォーカー』2003年1月15日号]


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