Office NESHA presents movie guide
Apr./ Jun. 2003

目次
(この色の作品は★★★★以上獲得作品です)
レイティングは★★★★★が最高点。
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デボラ・ウィンガーを探して
氷海の伝説
Love, Chaplin
Taxi-(3)
アバウト・シュミット
神に選ばれし無敵の男
春の惑い
D.I.
鏡の女たち
11'09"02(セプテンバー11)
WATARIDORI



デボラ・ウィンガーを探して(2001,アメリカ)
★★★

  最近テレビのバラエティで“あの人はいま?”的企画が多い。中でもケッサクだったのが、人気ドラマ『翔んだライバル』のヒロイン辻沢杏子(分かるキミは30代以上!?)。レポーターの轟次郎に向かって、「あたし、時代劇のレギュラーやってる、バリバリ現役よ!なんで、終わってるスター扱いされるのよ!?」と、文句付ける光景は爆笑ものだった。
  この映画はハリウッド版”あの人はいま?”をふっとばせ!」とも形容すべき痛快ドキュメンタリー。80年代から90年代に一世を風靡した美女スターが大挙出演。「いまのハリウッドは、なんであたしたちを使わないのよ!!」とわめき散らす、本音トークのオンパレードだ。
  メグ・ライアン、シャロン・ストーンら、一時はハリウッドの頂点に上り詰めた女優の恨み節は、スクリーンに映る姿に、いまなおスターのオーラがあるだけに痛快。他にもかつてのティーン・スター、ダイアン・レインや、欧米を股にかけた悪女スター、テレサ・ラッセルなど、30人を越えるスターたちが、30代以上をオバサン扱いしたがる、ハリウッドの現状に"Fuck!"を突き付けるシャベリは壮観だ。
  こんな女優パワーを映画に焼き付けた監督は、これまた人気女優のロザンナ・アークウェット。かつてベッソン監督「グラン・ブルー」のヒロインとして日本でも人気を博した。
  彼女は妹も「トゥルー・ロマンス」のパトリシアという、芸能家族の生まれ。そんな生い立ちのせいか、女優たちの「内幕」に入り込み、素顔を撮ってしまう技術は確かなもの。会社のトイレで化粧を直している、女子社員の悪口合戦を覗き見するような、野次馬根性がたっぷり満たされる不思議な快感がある。
  そしてスターとのトークを通じて、監督=女優ロザンナは自分探しを進める。「女優なんかやめちゃおうかしら…」と悩む姿は、将来の不安を感じている男が見ても、淡い共感と感動を誘われてしまう。
  デミ・ムーアとマドンナの“ハリウッド恥知らずコンビ”が出演していないのは残念だが、スターの本音をストレートに見られるレアものとして、お薦めである。


(6月28日より東京渋谷 Bunkamuraルシネマにてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.27 7月1日号]

氷海の伝説(2001,カナダ)
★★★

 「マトリックス」シリーズも真っ青の、衝撃的な映像体験の登場だ。舞台はカナダ北部、極寒の地。緯度の関係で、冬は一日中夜、夏は一日中昼。この地の夏を舞台に、かつて「エスキモー」と呼ばれた、狩猟民族イヌイットの伝説が現地のスタッフ・キャストの手で映画化された。
  終日氷の大地に照りつける太陽は、粗塩のようにごつごつと野性的。時間も荒波のようにうねってゆく。そんな独特の時空間を舞台に、トランスともトリップとも異質な体験ができる、不思議映画となっている。
  物語は親子三代にわたる、二家族の確執と復讐のドラマ。ありがちの物語が、ホワイト・ワイルドの極寒の地を舞台とすると、凍てつく大地を解かさんばかりに熱くなる。
  主人公は「速く走る人」アタナグユアト。村の首領の息子オキの許嫁アートゥワを横取りしたことから、命を狙われる。実はオキとアタナユグアトの家は、首領の地位を巡り、祖先の代から、抗争を続けていたのだ。
  オキの刺客に兄を殺害され、アタナユグアトはその手を逃れ、全裸で氷の大地を疾走する。辿り着いた見知らぬ地で、対立の秘密を握る叔父と再会し、彼は新たな復讐のため、故郷へと戻ってゆく。
  RPGにも似た冒険物語だが、ときにギリシャ悲劇の空気が漂う。登場人物はみな、野性の欲望をむき出し。あまりに純粋な行動は、高貴な風格を湛えている。地平線と水平線に囲まれた雄大な風景も加わり、古代壁画を見るような、厳粛な美しさがあるのだ。
  もちろん秘境探検的な面白みも満載。イヌイットの「毎日がサバイバル」生活のディテールが細かく描き込まれている。氷だけで家を建てる場面では、床を造る工夫から、岩のように氷塊を切り出し積み上げてゆく過程まで、驚きの連続。犬ぞりを使い、数週間かけて敢行される決死の狩猟旅行など、「世界ウルルン探険記」でも見られない、イヌイットの生活に触れられる。
  北の大地の涼しさと秘境探検が同時に味わえる、文字通りの「新感覚」体感ムービー。SARSで海外旅行を見送ったキミにお薦めである。


(6月28日より東京神保町 岩波ホールにてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.25 6月17日号]

Love, Chaplin
★★★★1/2~★★★★★

  夏休みに向けで話題の映画が、爆発的な宣伝で盛り上がりを見せているが、その傍らで5月下旬から、映画の神様、チャップリンの代表作12本が、ニュー・プリント復元版で一挙上映されるのを知っているか?現在ビデオもDVDも一切廃盤なだけに、決して見逃せない、映画史上のビッグ・イベントだ。
  チャップリンの名前、山高帽にチョビヒゲ、ステッキの姿を知らない人はいないだろう。だが彼の映画をちゃんと見たことはあるだろうか?NHKやケーブルTVで、画面がガビガビになった短篇を見ただけ、の人がほとんどではないのか?
  入門に最適なのは『黄金狂時代』(★★★★★)。台詞もない、白黒で色もない、CGはおろか特撮すら皆無に近いのに、73分間、爆笑と興奮が連続する衝撃を体験できる。未開の時期のアメリカ西部で、一攫千金を夢見る男の七転八倒。仲間を蹴落としてでも金と女を手に入れようとする主人公チャーリーの生き様は、今のオレたちそのまんま。古くさいどころか、コメディやバラエティの何億倍も凄い。
  捨て子を拾ったヤモメの奮闘記『キッド』(★★★★★)、世界一美しい片思いの恋に言葉を失う『街の灯』(★★★★★)、失業者が職を得ようと奮闘してドツボにはまる『モダンタイムス』(★★★★★)などなど、台詞ゼロなのにどれを見ても抱腹絶倒、極上の面白さ。ナチ政権が猛威を揮う1940年に、初めて手がけた台詞付き映画『独裁者』(★★★★1/2)は、他の欧米諸国が沈黙を守るなか、一人「ヒトラー反対」を叫んだ勇気の一本だ。
  チャップリンの映画は「世の中やっぱり金だよな」という人間の本性をバチッと描く。そこに「それでも少しは人に優しくしたいぜ」と思う男の純情が巧みに絡み合い、大爆笑の内にスクリーンに弾ける。人の汚さと美しさを、ここまで抱え込んだ芸術家は、人類史上例を見ない。
 今回上映のフィルムは、フランスの映画会社がイタリアの職人と組んで、新作同様に復元したニ ュー・プリントのジャパン・プレミア。人気シリーズの続編より、魂を揺さぶられる体験が待っている。万難を排して映画館に通い詰めよ。そして他のチャップリンの名作陣を、映画会社の倉庫から引きずり出せ!

(5月31日より有楽町スバル座他全国東宝洋画系にてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.23 6月3日号]

Taxi-(3)(2003,仏―日ほか)
★1/2

  今年の夏興行も、人気シリーズ最新作ラッシュ。その先陣を切って、『Taxi-(3)』がやってくる。
  シリーズものも立て続けに三作目まで行くと、これで打ち止めにするのか、更に続けられるラストを用意するか、岐路を迎える。プロデューサのリュック・ベッソンは、監督に『WASABI』のジェラール・クラヴシックを起用。おなじみキャラの魅力を、最大限に活かし、長期安定路線に軟着陸する道を選択したようだ。
  かくして最新作は、テレビの『ルパン三世』第二シーズンに似たテイスト。改造マニアのカーキチ走り屋ダニエルから、トンガリが消えて丸くなったのが寂しいとも思うが、最近日本でも注目を受けている、フランス製無思想・無節操アクション・コメディを堪能させてくれる。  冒頭には某世界的超大物スターがカメオで出演。彼がダニエルとフランス語で見せる掛け合い漫才が、妙にこそばゆい快感。しかもこのパート、某有名シリーズのパロディになっている。陽気で屈託のない遊び心にニンマリできる。
  南仏マルセイユの狭い石畳を疾走するカー・アクションは今回も健在。ニンジャまがいのアクションに、インライン・スケートまで絡めたスピード感が心地よい。もう一人の主役、改造タクシーは、破天荒な秘密兵器を積み込んで、スイスのスキー場にチェーンも巻かずに突入!猛スピードで滑降するスキーと追跡劇を繰り広げる。
  追う側のおなじみ警察の面々は、アクションに負けず劣らずパワー・アップ。マヌケ刑事、エミリアンは、主役のダニエルを食わんばかりの、オバカな活躍を見せる。恋人にベトラに重大な秘密を打ち明けられ、狼狽するおろおろ振りは抱腹絶倒。彼の上司ジベール署長も、『ピンクパンサー』シリーズのドレフュス署長のように、周りのキャラの影響で、これまたお笑いボケキャラに大きく方向転換。爆笑の渦を引き起こす。
  小難しいこと抜きに、頭を空っぽにして楽しめる世界。梅雨入り目前のこの季節にふさわしい一本だと言えるだろう。

(5月17日より渋谷パンテオン他全国東急系にてロードショー)
[角川書店『東京ウォーカー』 2003年5月21日号]


アバウト・シュミット(2002,アメリカ)
★★★

  狂気を秘めた怪優、ジャック・ニコルソン。しかし普通の人を演じると、アブナサがゼロで、頼りがいのある男に変貌してしまう。演技の懐の広さは当代随一と言えるだろう。
 そんな彼が話題作『アバウト・シュミット』で演じるのは、口べたで実直だけが取り柄のフツーの人、シュミット氏。会社を定年退職し、毎何をして良いか分からずおろおろしてる。カミさんや娘に頼ろうとして拒否られるとは、日本のオヤジと一緒の情けなさ。カッコ良さの微塵もない。
  こんな役をニコルソンが演じると、抱腹絶倒のコメディになる。歩き方、目線の一つ、口の歪め方など、ちょっとした仕草で、ミスター・ビーンもかすむ爆笑を呼び起こすのだ。
  シュミット氏は、テレビのCMに感化され、貧しい国の子供に、募金を始める。「子供に自己紹介の手紙を書いてあげて」という呼びかけを受け、筆をとったはいいが、アフリカ在住の六歳児宛てに「オレのカミさんはイラつく女、会社のオレの後任の若造は、ファッキン野郎!」と、愚痴と鬱憤をぶつけ始める。大人げないこと、この上ない。
  そしてある突然の不幸を経て、彼は大型キャンピング・カーを駆って、娘の結婚を阻止すべく、単身デンバーへと、殴り込み旅行に出かける。こうして映画は、オヤジ版ロード・ムービーに変貌。人妻を押し倒そうとしたり、博物館で人形集めに目覚めたり、笑いのなかにジワジワと、生きる喜びが伝わってくる。
  脚本・演出は、ありふれたエピソードをコロンブスの卵式に捌いたワザありの出来栄え。ニコルソンの名演と共に、「ウマイっ!」とうならされる。アメリカ中西部のからっとした青空を取り込んだ撮影も絶妙。
  日本で作ったら”お父さんのユウウツ”式に、チマチマしたテレビ・ドラマになりそうなネタが、明るく楽しく、最後には泣けるエンタータインメントになっているのが、映画ファンならずともたまらない。
  イラク戦争で評判がた落ちのアメリカだが、こういう感動コメディを作れるのは、ハリウッドならでは。素直に「いい映画を見た」と感動できる、万人向けの秀作である。

(5月24日より日比谷みゆき座他全国東宝洋画系にてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.21 5月20日号]

神に選ばれし無敵の男(2001,英―独ほか)
★★

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春の惑い(2002,中国)
★★★1/2

  大人の胸を締め付ける、ロマンティックなラブストーリー。舞台は第二次大戦で廃墟と化した中国の地方都市。四人の男女が微妙な恋模様を織りなしてゆく。ハリウッドやフランス映画と異なり、ヒロインの人妻は、思いをおおっぴらに口にしない。秘めているからこそ、心の中で育ってゆく恋心が静かに、しかも緊張感をもって膨らんでゆくドラマが味わい深い。『青い凧』のティエン・チュアンチュアン監督は、物語の裏に、夢破れた知識階級の挫折感を込めている。大河にかかる春霞、昔の城壁から見下ろす風景と、全編を彩る中国の春を、『花様年華』の撮影監督リー・ピンピンが見事に捉えている。映画グルメには応えられない、こだわりの逸品だ。


(5月10日より東京・渋谷 Bunkamuraル・シネマにてロードショー)
[角川書店『東京ウォーカー』 2003年5月14日号]


D.I.(2002,仏―バレスチナ―イスラエル)
★1/2

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鏡の女たち(2002,仏―日)
★★★

 『鏡の女たち』は、岡田茉莉子さん女優生活50周年記念作となる。岡田さん演じるヒロイン川瀬愛は、孫の夏来【ルビ:なつき】(一色紗英)と二人暮らし。そこに失踪していた娘正子の消息が分かったという知らせが来る。見つかった女性(田中好子)は記憶を失っていた。彼女の記憶を取り戻そうと、愛は手を尽くす。断片的な記憶をつなぐために、三人の女たちは広島に向かう。そこで愛は、正子の出生の秘密を、自身の原爆体験を明かしてゆく。
  監督の吉田喜重氏は、大島渚、篠田正浩と並び称される芸術家肌。私生活では岡田さんの伴侶。個性的な映像美とカメラ・アングルが、鋭く刺激的な一方、文学的とも言える美しい日本語のセリフが印象に残る。大女優の集大成にふさわしい、近来まれに見る、美しくも重い日本映画である。


(4月5日より東京写真美術館他にてロードショー)
[メディア・ファクトリー『ダ・ヴィンチ』 2003年5月号に一部修正]


11'09"02(セプテンバー11)(2002,フランス)
★〜★★★1/2

  筆者は米軍主導のイラク戦争に断固反対である。この号が発売されている頃に、異常な戦争が始まっていないよう切望している。
 『セプテンバー11』は、この戦争騒ぎの発端のひとつ、2年前のニューヨーク、世界貿易センターに対するテロを題材に、世界11ヵ国の11人の監督が、11分9秒の短篇を撮ったオムニバス。日本では深夜に地上波でオン・エアして大反響。晴れて劇場公開のとなった話題作だ。
  この監督の人選がいい。大御所今村昌平や、日本にもコアなファンがいるショーン・ペンもいるが、大半は映画マニアでないと名前も知らない、映画小国の監督。だがほとんど駄作がないので、コラボレーション・アルバムの感覚で楽しめる。気に入ったパートを見つけ、その監督の長編にアクセスするのに最適。普段は敷居が高くて出掛けにくい、地味系ミニ・シアター映画への入門作としてもお薦めできる。
  11本のなかには『アモーレス・ペロス』のイニャリトゥ監督パートのように、劇場でしか真価が分からない、究極の一発芸もある。筆者のお薦めは今村篇と、アフリカはブルキナファソのウエドラオゴ監督篇。ここには現代の戦争の本質が描かれている。


(4月5日より東京・銀座テアトル西友にてロードショー)
[メディア・ファクトリー『ダ・ヴィンチ』 2003年5月号]


WATARIDORI(2001,フランス)
★★★1/2

 『2001年宇宙の旅』以来、未曾有の映像体験である。人類始まって以来の望み―空を飛ぶ夢が、映画館で実現する、至福の感動作だ。
  題名の通り、北極から南極まで、毎年決死の旅を続ける、渡り鳥の群を、文字通り”追った”ドキュメンタリー。スタッフはかつて、昆虫や小動物の世界を撮った佳作『ミクロコスモス』を完成した布陣。今回は3人監督体制を敷き、3年がかりで世界中を鳥と共に飛び回った、300時間の航空撮影を、1時間38分に凝縮した。
  そのカメラがただごとではない。鳥の群を上から、両サイドから、下からと、あらゆる角度から撮影。躍動感と解放感満点の映像がも続々と登場する。
  いわば『風の谷のナウシカ』『紅の豚』となど、宮崎アニメの飛翔シーンが、鳥たちの実写で展開される。CG映像はほとんどなし。すべてが本物という迫力に、感動を通り越して、涙まで溢れてくる。
  白鳥や雁などの鳥が、水上で脚を猛スピードで回転させ、離陸する瞬間をワン・カットで収める映像は、まさに”鳥肌”もの。ワシが下半身をゆらしながら着陸するプロセスなど、細かいところまで驚愕が持続する。
  鳥たちの羽音、吹き付ける風の音などのサウンドが、映像のリアリティを倍加する。渡り鳥の移動が命懸けのサバイバルであることが、理屈抜きで心臓に響いてくる。
  映画はきれい事の場面だけを集めてはいない。北極からはるばる飛んできて、北米大陸で狩人の縦断に命尽きる鳥、東欧の工場で重油にまみれ飛べなくなる鳥。その姿は痛ましくも、自然破壊批判に留まらず、現代を生きる人間の苦難を照らし出す強度も兼ね備えている。
  テレビの動物もののような、ナレーションはほとんどない。よほど映像に自信がなければできない構成だ。その結果、映画史上稀にみる幸福感に溢れ、生きる意味までを浮き彫りにする、名作が誕生した。
  実写の迫力は遂にCG、特撮、アニメを超えたのだ。この奇跡の飛翔感覚は、テレビ画面では絶対満喫できない。いかなる犠牲を払っても、スクリーンで体験せよ。必見!


(4月5日より東京・テアトルタイムズスクエア他にてロードショー)
[集英社『週刊プレイボーイ』 2003年No.15 4月8日号]

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